2023.9.11
多度津高校ではオリジナルブランド養殖魚の開発を行っています。今回はホクト株式会社と共同でブナジメジの廃棄菌床を利用した飼料を開発しました。この飼料で養殖した真鯛が 「健康キノコ真鯛」です。多度津町の子どもたちに食べてほしい、と養殖した真鯛約120尾を7月20日の給食に提供していただきました。
当日は多度津高校の生徒が多度津小学校を訪問し、6年生に「健康キノコ真鯛」の開発の経緯や苦労した点をクイズや動画を使ってわかりやすく教えてくれました。社会科で学習した漁業とつなげて考えたり、捨てられる部分を飼料に活用したという環境にやさしい工夫に気づいたりすることができました。
【多度津高校の生徒と多度津小学校6年生】
今回の「健康キノコ真鯛のカレー揚げ 夏野菜としめじのトマトソースかけ」は多度津高校の生徒が栄養教諭と一緒に考えました。魚が苦手な子どもでも食べやすいようにカレー味に揚げるように工夫しました。ソースは旬の夏野菜とホクト株式会社より提供いただいたブナシメジを使って栄養たっぷりのトマトソースにしました。
【多度津小学校6年生の給食の様子】
給食の時間は高校生が食べている様子を参観し、小学生に感想を尋ねている場面もありました。子どもたちは少し緊張した様子でしたが、大切に育てられた「健康キノコ真鯛」を味わって食べていました。
今回給食に登場した「健康キノコ真鯛のカレー揚げ 夏野菜としめじのトマトソースかけ」のレシピは7月の食育だよりやホームページのレシピコーナーに掲載しています。ぜひご覧ください。
作成:栄養教諭