2024.9.10
オリンピック献立第7弾は中国のジャージャー麵です。
中国は、世界でトップクラスに人口が多く、国土は日本の約25倍です。正式名称は「中華人民共和国」といい、地域ごとに特色ある素材や調理法を用いた「中国四大料理」があります。中国四大料理とは、濃い味付けの北京料理、香辛料を使用した辛い料理が多い四川料理、魚介類を豊富に使った薄味の上海料理、あっさりとした味付けや肉まんなどの点心を含む広東料理があります。
今回登場したジャージャー麵は、北京料理のひとつです。豚ひき肉、細かく切ったたけのこやしいたけと甜面醤(てんめんじゃん)で作った肉みそを、茹でた麺の上にのせた料理です。細切りのきゅうりやねぎをのせることもあります。日本では、ラーメンなどと同じ、細めの中華麺が使用されることが多いですが、中国ではきしめんに近い、太くて平たい麺が使用されています。
センターで調理している様子です。まずは豚ひき肉をじっくり炒め、野菜を順に加えていきます。
【細かく切った野菜】
【肉や野菜を炒める様子】
野菜がしんなりしてきたら、調味料を加え、肉みそを仕上げていきます。給食では、麺とあえやすいよう少し柔らかい肉みそにしています。味付けは、赤みそとコチュジャンを使い、甘みと辛みのバランスを調整します。
【肉みそを仕上げる様子】
中華麺は、袋ごと釜で温めていきます。幼稚園から中学校まで、発達段階にあわせて麺の量をかえており、3種類あります。
【中華麺をゆでる様子】
給食の時間には、麺と肉みそを上手に混ぜ合わせながら食べていました。
【当日の給食の様子】
このレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。
第8弾はインドです。お楽しみに!
作成:栄養教諭