2024.9.17
オリンピック献立第8弾はインドのチキンビリヤニです。
インドには、多様な民族、言語、宗教、文化があります。食事の時は右手を使い、スプーンやフォークを使わずに指先を使って手で直接口へ運ぶのが伝統的な食べ方です。自然のものを使用することがよいとされていて、バナナの葉っぱをお皿の代わりにすることもあります。
北インドでは小麦が主食で、ナンやチャパティなどにして食べます。南インドでは米が中心で、細長いインディカ米を使います。中部では、ひえ、あわなどの雑穀やとうもろこしをよく食べます。今回登場したチキンビリヤニは、インドやその周辺国で食べられているスパイスとお肉の炊き込みご飯です。結婚式や誕生日などお祝いの食事とされているだけではなく、屋台で日常的に食べることもでき、国民食として幅広く愛されています。今回は、別で調理したタンドリーチキンをビリヤニにのせて提供しました。
センターで調理している様子です。ビリヤニは、野菜などの具を別で炒め、炊きあがったご飯に混ぜ合わせてから配缶します。
【具の赤ピーマンをカットする様子】
【ビリヤニの具を調理する様子】
【ご飯と具を混ぜ合わせる様子】
次にタンドリーチキンです。鶏肉をヨーグルトやカレー粉、白ワインなどに漬け込み、鉄板に並べていきます。その後、スチームコンベクションオーブンで焼き上げます。
【鶏肉を漬け込む様子】
【鉄板に並べる様子】
【焼き上がったタンドリーチキン】
クラスで配膳する際に、ビリヤニの上にチキンをのせて一緒にいただきます。カレー風味の味付けになっているので、暑い時期ですが、もりもり食べることができていました。
【当日の給食】
このレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。
第9弾はアメリカです。お楽しみに!
作成:栄養教諭