2024.10.24
オリンピック献立第10弾はカナダの鶏肉のメープルグリルです。
カナダは、アメリカと同様に移民が多い国です。そのため、地域によって食文化に大きな違いがあります。また、多くの伝統料理や家庭料理がありますが、中でも欠かせない調味料がメープルシロップです。国旗のシンボルとして描かれている楓から作られます。全世界で手に入るものの多くはカナダのケベック州産で、輸出量も世界トップです。
メープルシロップは、採取時期が早期で色が薄いものからゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダークと大きく分類されます。甘いイメージがありますが、ベリーダークになると甘味が少なくなるため、肉や魚料理に適しているといわれています。
今回の給食では、鶏肉をメープルシロップやマスタードなどで作った調味液に漬けて焼いたメープルグリルを提供しました。隠し味にほんの少し醤油を入れています。
【メープルシロップと粒マスタードを合わせている様子】
【鶏肉を漬け込んでいる様子】
メープルシロップが入ることで、焼き上がりに照りが出ます。焼き上がると、部屋いっぱいにおいしそうな香りが広がります。
【焼きあがった鶏肉】
親しみやすい味だったため、子どもたちにとても好評でした。「また食べたい」という声もたくさんあったので、今回だけでなく定期的に出すことも検討したいと思います。
【当日の給食】
家庭でもとても簡単に作ることができます。
このレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。
第11弾は韓国です。お楽しみに!
作成:栄養教諭