2024.11.27
11月に新メニューのさつまいもチップスが登場しました。今回、初めて善通寺市の農家の方が作ったさつまいもを使用することができました。
農家の方は、初めて給食にさつまいもを出荷するということもあり、種類や大きさについて細かく打ち合わせを行いました。さつまいもの種類は「紅はるか」です。チップスにするのにちょうどいい大きさをお願いすることができました。そして、収穫の時に取材と収穫体験をさせていただきました。さつまいもを傷つけないように、シャベルと手で掘り出し、ハサミを使ってツルからさつまいもを外します。丁寧な作業と見事なさつまいもの出来に安心して給食に使うことができました。
【収穫の様子】
給食センターに届けられたさつまいもは、丁寧に洗い、スライサーという機械を使って2㎜の厚さに切ります。パリっとしたチップスにするために薄く切ります。さつまいもの凸凹の部分があると厚さを均等に切るのが難しいですが、工夫して切ることができました。
【洗っている様子】
【スライサーで切る様子】
切ったさつまいもを油で揚げます。給食センターでは初めてのメニューになるので、油の温度や揚げる時間を調整しながら揚げていきます。
【揚げる様子】
給食の時間には、さつまいもが苦手な子どももチップスにするとスナック感覚で食べやすいと好評でした。作るまではとても手間と時間がかかりましたが、給食で食べる時はあっという間になくなってしまいました。
今回、農家の方を取材したのは収穫時だけでしたが、つるを植えてから約5か月間、毎日水やりや虫の駆除などのお手入れをしてくれていました。取材で伺ったお話を子どもたちに伝えると、農家の方への感謝の気持ちが一層強くなったようです。これからも学校給食に地産地消を取り入れて、生産者への感謝の気持ちや食べ物を大切にする気持ちを育んでいきます。
【給食の様子】
協力:大西農園 大西様
作成:栄養教諭