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オリンピック献立第13弾!ポーランド「ビゴス風スープ」

2024.12.20

 オリンピック献立第13弾はポーランドのビゴスです。

 ポーランドは、「ポーラン」が「平原」「農牧地」を意味しており、平坦な地が多く農業が盛んです。1日に4から5回の食事をとり、メインは昼食です。緯度が高く夏は日照時間が長いので、朝早くから活動するためこのような食事スタイルが定着したのだといわれています。主食はパンやじゃがいもで、煮込み料理や発酵食品が多く食べられます。

 今回登場したビゴスは、キャベツを発酵させた漬物の「ザワークラウト」が入っていることが特徴です。各家庭にそれぞれのレシピがあり、ポーランドでは家庭料理として親しまれています。給食では食べやすいように水分量を増やし、ビゴス風スープとして登場しました。

 

 センターで調理している様子です。朝一番に調味料の準備をします。写真は、今回のスープに欠かせないザワークラウトです。発酵食品のため、酸味のある香りがします。

 

【ザワークラウトを計量する様子】 

 

 

 まずはウインナーや野菜を炒め、水を加えてじっくり煮込みます。野菜が柔らかくなってきたら、トマトピューレやザワークラウトを加えてさらに煮込めば完成です。

 

【トマトピューレやザワークラウトを入れる様子】

 

 今日は、ポーランドの主食であるじゃがいもを使ったポテトサラダを組み合わせています。生のじゃがいもを使っているため、まずは根菜皮むき器で皮をむきます。その後、残った皮や芽を手作業で取り除いていきます。

 

【じゃがいもの皮をむく様子】   

 

 スープに入れるときは形が崩れないよう固さに注意していますが、今日はサラダなので潰れやすいよう柔らかく茹でていきます。

 茹で上がったじゃがいもは、マヨネーズやりんご酢などを合わせた手作りドレッシングと和えてから提供します。

 

【ドレッシングと和える様子】

 

【当日の給食】

 

 このレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。第14弾はウクライナです。お楽しみに!

 

 

作成:栄養教諭