2024.12.26
オリンピック献立第14弾はウクライナのボルシチです。
ウクライナの首都キーウは、芸術の都とも呼ばれており、歴史的建築物が数多く残っています。古いものと新しいものが融合した美しい街並みが魅力的です。農作業が盛んであるため、量が多く高カロリー料理が好まれています。そのため、和食と比べると味付けが濃い目であることが特徴です。
今回登場したボルシチは、ウクライナの伝統料理であり、2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。ビーツという赤色の根菜の他に、様々な野菜や肉と一緒に煮込んだ料理です。
センターの様子です。前日のお昼に、ビーツが納品されます。今は土がついていますが、うっすら赤色が見えていますね。
【納品されたビーツ】
当日の朝、ビーツを洗って切っていきます。独特の土っぽい風味と甘みがあります。今日は食べやすいよう小さめに切りました。
【ビーツを下処理している様子】
肉や野菜を釜でじっくり煮込んでいます。最初は白っぽいですが、トマトピューレやビーツを加えると鮮やかな赤色になります。
【野菜を煮込む様子】
【食缶につぎわける様子】
ボルシチは毎年12月に登場していますが、1年に1回しか出ない料理のため、食缶を開けた時の鮮やかさに驚きながら配膳していました。寒いこの時期にぴったりのあたたかい料理で体はぽかぽかです。
【当日の給食】
このレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。第15弾は日本です。お楽しみに!
作成:栄養教諭