2025.4.28
今年の4月13日から10月13日の日程で大阪・関西万博が開催されています。「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために8つのテーマ事業が設定されています。それにちなんで、今年度の給食では、それらのテーマに沿った献立を4月から10月にかけて提供していきます。
第1弾は「いのちを知る」献立です。ここでは、生態系全体の中にある私たちのいのちの在り方を確認する内容を意識しています。
献立では、まず、海、山、里からとれる食品を使用しました。海の食品は、青のりと煮干し、昆布です。青のりと煮干しは香川県でも盛んに生産されており、給食でもよく使用します。
【じゃがいもと青のりをあえる様子】
【煮干しと昆布でだしをとる様子】
山の食品は、たけのこです。今が旬で、当日は香川県でとれたものを使用しました。今回は、牛肉やセロリ等の野菜と合わせて春らしい炒め物にしています。
【牛肉を釜に投入する様子】
【大きな釜で炒めている様子】
里の食品は、春キャベツをはじめとした様々な農作物です。主食の米は香川県産のおいでまい、ミニトマトと葉ねぎは善通寺市産です。
【地元の農家の方から野菜を受け取る様子】
私たちは、海、山、里といろいろな場所で育つ「いのち」をいただいて生きています。そしてその「いのち」には、様々な人が関わります。多くの「いのち」に生かされていることを改めて確認し、食べ物やそれに関わる人たちに感謝して食事をとることが大切です。
給食の時間には、栄養教諭がスライドを使って献立や食べ物の話をしました。話をきいた後、給食終わりの食事のあいさつをいつもより丁寧にする様子やお皿に食べ物が残らないようにきれいに食べようとする様子がみられました。
【栄養教諭が教室で指導する様子】
【ごちそうさまのあいさつをする様子】
今回提供した「牛肉とセロリの炒め物」のレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。
第2弾は「いのちを育む」献立です。ぜひお楽しみに。
作成:栄養教諭