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全国郷土料理めぐり献立!福岡県「がめ煮」

2026.5.8

   令和8年度より、毎月1回「全国郷土料理めぐり献立」を実施します。全国各地の郷土料理を通して、他県の良さを知るだけでなく、香川県の良さも感じる機会にできるよう工夫していきます。

 

 今月は福岡県です。九州と本州をつなぐ関門トンネルがあり、九州地方の玄関口となっています。中国大陸や朝鮮半島との距離が近いため、古くから盛んな交流があったり、江戸時代には多くの街道や河川、港を活用した商業の中心地として繁栄したりしたことで、多彩な文化が生まれました。

 明治から昭和にかけては、石炭を活用した鉄鋼や機械、電気、化学などを主産業とする北九州工業地帯ができ、日本の近代産業に大きく貢献しています。官営八幡製鉄所が有名ですね。

    【官営八幡製鉄所】

 今回給食で提供した「がめ煮」は、福岡の代表的な郷土料理で、博多の方言で寄せ集めるという意味の「がめぐりこむ」が名前の由来といわれています。また、豊臣秀吉がおこした文禄の役の時、朝鮮に出兵した兵士が当時「どぶがめ」と呼ばれたスッポンとありあわせの材料を煮込んで食べたのがはじまりで、そこから「がめ煮」と名付けられたという説もあるそうです。今では、鶏肉を使うのが一般的で、地元では欠かせない味となっています。

 

 給食センターでの様子をみてみましょう。鶏肉は使用前に目視ですべて検品します。一般的ながめ煮は、骨付きの鶏肉を使うこともあるそうですが、給食では骨なしの鶏肉を使います。

   【鶏肉を検品する様子】

 

 鶏肉を丁寧に炒めたら、順番に野菜を炒めていきます。調味料、水を入れてよく煮込んだら、味見をして完成です。

          【炒める様子】             

 

              【味見をする様子】

 

 全国郷土料理めぐり献立についても学校では栄養教諭等の直接指導または、動画にて指導を実施していきます。社会科の学習内容と関連させながら、その県の場所や県庁所在地、地形や気候の特徴、有名な観光地や食べ物などを紹介しています。

 動画をみた子どもたちは「博多ラーメン知ってる!」「いちごおいしそう」など楽しそうな様子がみられました。

  【教室で動画をみる様子】           

 

                 【当日の給食の様子】

    今回提供した「がめ煮」のレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。

 

 来月は、神奈川県「けんちん汁」です。ぜひ、お楽しみに。

 

作成:栄養教諭