2026.5.27
昨年12月に香川県産メロンが給食に登場したことを覚えていますか。その時にメロンの生産者にお話を伺ったことがきっかけで「摘果メロン」という存在について知りました。
摘果メロンとは、メロンをおいしくきれいに育てるために摘み取って廃棄されてしまう、未成熟のメロンのことです。例えば、隣り同士の距離が近すぎると大きくなる時にお互いを傷つけてしまう恐れがあるため、片方を取り除きます。他にも、すでに傷がついているものや状態の悪いものをはさみで切り落とします。
【隣り合う未成熟のメロン】

【摘果している様子】

大きさはピンポン玉から野球ボールくらいでウリのような見た目と食感をしています。食べるとほんのり甘味があるのが特徴です。「おいしいのに捨ててしまうのはもったいない」と最近では漬物にするなど活用方法が見出されているというお話を伺い、給食でもチャレンジしてみることになりました。
摘果メロンはメロンよりも皮がやわらかくデリケートなため、今回の給食ではたくさんの量を使うことはできませんでした。そこで他の野菜と一緒にマリネにしました。摘果メロンは丁寧に1個1個洗い、へたを切り落とします。思ったより硬い種が多かったので半分に切り、スプーンで1個1個種を取り除きました。また、少ない量でもみんなが食べられるように千切りにしました。
【摘果メロンを受け取っている様子】

【半分に切った摘果メロン】

【摘果メロンを切って種を取り除いている様子】


【摘果メロンを千切りにした様子】

教室では、栄養教諭より摘果メロンについて話をし、動画資料を視聴しました。摘果の様子や生産者のインタビューを子どもたちは興味深そうに見ていました。
【給食時間の様子】

「これが摘果メロン?」「はじめて食べた!」という声が聞こえました。また、「摘果メロンがどんな味がするのか楽しみにしていた」という児童もいました。給食を通して視野を広げ、いろいろなことを深く考えられる人に成長していってほしいと願っています。
取材協力:さぬきメロンDream Star坂出研究所
作成:栄養教諭