2026.7.14
令和8年度は、毎月1回「全国郷土料理めぐり献立」を実施しています。
今月は大阪府です。香川県から見て北東の方角にある大阪府は、西は大阪湾に面し、他三方は山に囲まれています。京都や琵琶湖から流れる淀川と奈良から流れる大和川が運んできた土砂が積もってできた大阪平野を中心に発展しました。江戸時代には大阪湾の港を中心に北前船や菱垣廻船などが全国各地の特産物を運び、経済と物流の中心となり「天下の台所」と呼ばれた歴史ある商業都市です。
また、温暖な気候を生かした近郊農業も盛んです。約100年前から大阪府で作られていた野菜を「なにわの伝統野菜」として今でも大切に育てられています。例えば、南西部の泉州地域では水なすの生産が盛んですが、その中でも馬場なす、貝塚澤茄子が「なにわの伝統野菜」に登録されています。
今回の給食では「お好み焼き」を郷土料理として提供しました。実は、このお好み焼きは給食センターで作る料理の中で最も大変なものの一つです。作っている様子を少し紹介します。
キャベツは香川県のものを使いました。キャベツは、まず手作業で四分の一に切り、芯を取り除いた後、葉を全てバラバラにして洗います。流水でよくふり洗いをして汚れを取り除きます。学校給食ではこれを3回行っています。その後、みじん切りにして、小麦粉と水を加えよく混ぜ合わせます。生地の固さを調整するのがとても難しいため、小麦粉と水の量を少しずつ調整しながら行います。
【キャベツの葉をバラバラにする様子】

【生地をつくる様子】

キャベツの他にちくわとかつお節、青のりを加えます。特にかつお節がだしの役割をしてくれるためうまみがアップし、おいしくなります。生地が完成したら、同じ量を天板に計りとり、平らにならして焼いていきます。
【生地を天板に入れる様子】

【スチームコンベクションオーブンで焼く様子】

焼きあがったお好み焼きはまな板に取り出し、手作業で1人分の大きさに切り分けていきます。それを、各クラスの食缶へ数えて配缶します。
【出来上がりを切り分ける様子】

【配缶する様子】

学校では、全国郷土料理めぐり献立に合わせて栄養教諭が作成した動画を視聴しました。動画に登場した有名な観光地や食べ物に関心をもって食べることができていました。「お好み焼きおいしい!」「お好み焼きの名前の由来を初めて知った!」等の声が聞こえてきました。
【教室で動画をみる様子】

【当日の給食】

今回提供した「お好み焼き」のレシピは、ホームページ内「レシピ」のページに掲載しております。ぜひご覧ください。
来月は、沖縄県の「クファジューシー」です。ぜひ、お楽しみに。
作成:栄養教諭