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善通寺市のキウイフルーツ農家さんを見学させていただきました!(後編)

2023.11.20

 さて、前編に続いてキウイバードさんの見学の様子をお伝えします。

 

 収穫後のキウイは冷蔵庫に入れて保存しますが、急に冷やしてしまうと実から水分が出てしまいます。そのため、3~4日かけて少しずつ温度を下げて予冷していきます。予冷をすることで、キウイの貯蔵性を高めることができます。

 

 10月6日、収穫したキウイをサイズごとに分ける「選果」の日です。選果は、重量選別機で行います。機械に投入しながら、実に傷がないか、柔らかすぎないかをチェックしていきます。柔らかすぎるキウイが混ざると、1箱全て売り物にならなくなってしまうため、慎重にチェックします。重量選別機では、重さごとに14段階に選別します。その後、保存用の特殊な袋に入れて保管します。

 

【選果の様子】

 

 選果の後は、収穫後のキウイの木に「お礼水」として水やりを行います。実をつけた後の木は、とても疲れているため、感謝の気持ちを込めて行います。

 

 11月15日、キウイバードさんで大切に育てられたさぬきゴールドが給食に登場します。調理員さんたちは、朝から約2800個のキウイを全て3回洗い、消毒します。11/2個の提供のため、手作業でカットしていきます。最後に、クラスごとに数を数え、食缶に入れていきます。洗うところから数を数えるまでの全ての作業で、傷みや変色がないか確認しています。

 

【調理場の様子】

 

 今回紹介したように農家の方たちは、みなさんが安全でおいしいものを食べられるように毎日努力してくださっています。感謝の気持ちをこめて食べられるといいですね。

 今年は、1127日と1213日にキウイのたまご(さぬきキウイっこ)が登場します。楽しみにしておいてください。

 

協力:有限会社キウイバードコーポレーション

   島田様 国重様

 

作成:栄養教諭