2024.3.13
琴平町内の小・中学校では、地域の菜花農家の方、JA香川県の方のご協力のもと、今年も菜花の出荷体験をすることができました。
1月19日象郷小学校2年生、2月2日琴平小学校2年生、2月29日榎井小学校2年生、3月8日琴平中学校1年生で菜花の出荷体験を実施しました。
【菜花を束にする際に使用する道具】
【左から束・袋包装・パック】
現在、香川県の菜花は「ばら売り」「束」「袋包装」「パック」と様々な形で売られています。出荷体験では、専用の木枠を使って手作業で菜花を束にしていきます。売り物になるような美しい束を作るのはとても難しいです。子どもたちは、作業の大変さを実感しながら、楽しそうに体験していました。
【出荷体験学習の様子】
【子どもたちが作った菜花の束】
活動中は「楽しかった」「もっとやりたい」という声や「将来、この作業する人になる!」といった感想も出ました。作物を作って出荷する楽しさ、大変さを知るだけでなく、育てる職業に触れる機会にもなっています。
【給食時間の様子】
体験学習後は、農家の方、JAの方と給食を一緒に食べました。給食には、体験学習に協力いただいている農家の方の菜花を使用しています。給食時間では「菜花みつけたよ!」「おいしいね」と言いながら楽しく食べる様子がみられました。
育てた人と食べる人が学校の学習活動や給食時間を通じてつながりを感じることができるこの体験学習を今後も続けていきたいと思います。
作成:栄養教諭